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かつて弊社の季刊誌『Star People』で、ずいぶんと多くの方々を取材させていただいた。
その後、有名になって私利私欲に走ってしまった人、政治家に当選して新たな人生を歩んでいる人、
限界集落で地域活性の活動をしている人、本を出版した人など、人生色々とあるもんだよね。
残念ながら、その中には地球での人生を卒業(逝去)された方も数人いる。
その御一人、伊吹龍彦さんは、故人となられてからすでに3年が経ってしまった。
『Star People 53号』で記事を掲載させていただいた、京都在住の作家の方だ。
55歳で難病中の難病である原発性アミロイドーシスを発病し、亡くなるまで人工透析の生活を強いられた。
この難病患者の最長生存記録はそれまでは1年3ヶ月だったので、18年近くも生き抜かれた伊吹さんの記録はギネスブックに載ってもおかしくはない。
入院中は相当な激痛だったらしく、それを抑えるためにモルヒネを合計で朝昼晩と254本も打たれて、夜中になれば中毒症状で叫び、フラッシュバックが起き、臨時体験もして、遂には腎臓も機能せず。それ以来、週3回正味4時間の人工透析生活を余儀なくされた。
飲食しても激痛が起こりすぐに吐き出してしまうのがこの病の特長で、点滴だけで死を待つばかりの植物人間状態だったという。
ところが死なないまま、結果的には69日間も理想的な断食・断水をする羽目になって死線を脱出!
掲載記事の中で、特に印象深かったのが以下の箇所だった。
「その経験で学んだことは、食欲=意識欲で、意識が食べているということでした。肉体が本当に欲しがっているかは疑問です。
実際、プラーナで生きているジャスムヒーンさんたちの例もありますね。
もし人工透析していなければ私も不食を目指していたはずです。
「食べねばならない」「おなかが空いている」という意識に占領されていると、それしか見えなくて、さらに「いい家に住みたい」「おしゃれな服を着たい」となると、衣食住に関わる肉体保全の意識の延長線上でしかない。
このレールの上で人生を終えてしまうと、人間の本当の命の面白さや素晴らしさには辿り着けないような氣がします。
日本の医学会は認めませんが、食事を多く摂るほど子どももできにくいんです。どうやら食は人間と神の間の境界線に幕を張って
いるようですね。意識と食は裏表であるのは間違いないです。
卑しい食は卑しい精神。現代人の多くが共食(神と人とが同じ食物を味わう)の精神を忘れてしまっているのも残念なことです。」
「入院中にモルヒネを投与された以外は、薬物は試したことはありませんが。エンドルフィン(脳内麻薬)の発見者が『外からモノを入れて快感を感じるなら、それを受け入れる受容器が身体の中にあるはずだから、体内でそれを分泌して痛みを防げる装置もあるはずだ』と仮説を立てて発見したそうです。
人間の中にはすべてが揃っていると思いますし、外から入れるよりもむしろ外していく方が大事です。他力本願で自分が変わるのは本筋ではないと思いますね。不食の人たちは食を外した究極のレベルですが、彼らの多くが健康でにこやかで菩薩のように素晴らしいレベルに達していらっしゃるのは、己を信じ人間を信じ、次から次へと宇宙からインスピレーションが下りてくるからなのだろうと思います。」
やっぱり体験者の言葉だけに、重みと説得力があるよね。
オイラは伊吹さんのように長期の断食経験はないけれど、何度か数日間程度の断食は試したことがあったので、彼の言葉の意味が
わかるような氣がするんだよね。
「….外から入れるよりもむしろ外していく方が大事です。」
なぜかこの部分がずっと頭に残っている。
体調が悪くなったり病氣になると、人はついつい何かを身体に取り入れようとしがちじゃないだろうか。
断食が体質改善にかなりの効力を発揮するのも、うなずける氣がするよね。
それにしても、人間の身体の各機関って、生まれてから死ぬまで休むことなく働き続けてくれているんだよね。
考えてみりゃ、凄いことだよ!一瞬たりとも完全休息なんてありえないんだしさ。
よし!今週末は、久しぶりに断食でもするか!
でも、断酒は無理そうだな~(涙)
文:丹波-浪速 道