オーバー・ザ・レインボー

飛び立とうとする天使の足首を
わたしは掴み、目をつむる。
羽ばたく音を聞きたい。
もう少し。
ごめんなさいね。
いい音。。

夕暮れのスーパーの屋根の上、
あなたと林檎を頬張りながら、
オーバー・ザ・レインボーをハミングする。
枝を指揮棒にして。

逆さ富士に登りたいですって?
いいですね、いきましょうよ。
猫もつれて。
お弁当もって。

満月で光合成をしながら、
お酒を飲みましょうか。
静寂もいい歌のひとつ。
砂浜に数字の8をぐりぐり描きましょう。
いっぱいいっぱい描きましょう。
楽しい。
あなたに逢えてほんとうに良かった。

ーーそろそろ。

天使の足首を手放し、瞼をひらく。
ビルとビルのあいだ、交差点。
あれが祇園精舎の鐘の聲。
あれが諸行無常の響き。
あれを視るたび、
痛みがともなうのは、
執着を手放せない、わたしのせい。
愚かでもいい。
あなたにまた逢いたいのです。

ーー

とある方に白井剛史さんの新刊を勧められ読んだところ、
自分が詩が好きだったことを思い出して、なんだか書きたくなった次第です。
読んでくださり、ありがとうございました。

そして、この詩を書いた後、
混沌、混乱のようなことがおきて困っていたところ、
1冊の本が、わたしの目にとまったのです。

その本の名は『新・ハトホルの書』。


新・ハトホルの書 ― アセンションした文明からのメッセージ
著:トム・ケニオン 訳:紫上 はとる

実は難しそうなので、避けていました。。
これから読むことにしました。
読んで何を感じたのか、機会があればお話しします。
気になった方はぜひお手にとってみてください!

文:のびた

健脚ペガソス
  • 健脚ペガソス

3件のコメント

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