
コロナウィルス VS 不食 (2020年4月21日のブログ)からの続き
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Yさんは相当な物知りで、話も幅広い話題にわたり、時間の経つのも忘れてしまうほどだった。
そして、コロナウィルスの今後の展望については、とてもシビアに状況を捉えていた。
彼の話の中で印象に残ったキーワードは、やっぱり「免疫力」だね!
感染者数はこれからも増えていくのは避けられないとすれば、コロナウィルスと仲良く共存していくしかないんだろうね。
コロナウィルスが宿るのは、人間の身体。
その身体に強靭な「免疫力」さえ備わっていれば、コロちゃんも悪さできないのだと。
では、その「免疫力」をどうやって獲得するのか?
一つの方法は、食養生だろう。
5年ほど前だったかな、『StarPeople 55号』の特別企画で5名の有識者に取材したことがあったんだけど。
タイトルは、【甦生 ―微生物の世界― 】。
企画の趣旨は、まだ収束の目途が立っていなかった東北関東大震災の放射能汚染に対して、何がしかのヒントを得たいと思ったからだった。
今後のコロナウィルス問題を考えると、この特集の記事が何かの参考になるかも知れないね。
その特集では、微生物について、その世界を極めたプロたちが様々な視点で語って下さった。
今は亡き、乳酸菌のカリスマ・飯山一郎さん
微生物研究で世界中を飛び回って来られた、今中忠行教授
産業廃棄物の竹の乳酸菌効果をビジネスに活用している、長崎信之さん
乳酸菌を活用した循環型農業で収穫したさつまいもを焼酎の原料にしている、中山信一さん
いずれの方々の発言、今、読んでも、とっても参考になる。
中でも貴重なのは、『発酵マニアの天然工房』というベストセラーを書かれた、発酵料理研究家・きのこさんの記事も掲載されていることだ。
同書は、東北関東大震災の放射能汚染で大多数の日本人が感じていた恐怖感と不安感を、思いっきり吹き飛ばしてくれた!
そして、自宅でできる発酵食品の作り方などが、とても読みやすく書かれている。
彼女が本を執筆中、疑問がある度に飯山さんに質問したそうで、飯山さんはどの質問にも、ものの見事に的確な返事をしたのだと。
きのこさんが取材中に、感慨深くそんな思い出話もして下さった。
だから、名前は入っていなくとも、本書の監修者は乳酸菌のエキスパートでもある飯山さんだといっても過言ではない。
だからこそ、読む価値あり!
この本、絶対にオススメ!!!
紙の本は中古しかないようだけど、ありがたいことにKindle版がありますよ!
どうか身体の免疫力をつけるためにも、本書を最大限に活用していただけますように!
きのこさん、素晴らしい本、どうもありがとうございま~す!
文:丹波-浪速 道
*参考ブログ
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