ミイラ展にいってきました

現在、国立博物館にておこなわれている特別展、
ミイラ『永遠の命』を求めて」に行ってきました。
※写真撮影禁止でしたのでチケットだけでも。。
来館した前日、「ライオンのミイラが見つかった」というニュースもあったせいか、展示会はたいへん賑わっておりました。

古代エジプトの王たちは、
「死」を受け入れるために「魂」や「あの世」という概念を信じ、ミイラになったのではないか。
そして、魂は鳥(バー)になって、”この世”と”あの世”を行ったり来たりすると考えられていたとの解説。

新・ハトホルの書』でも「バー(ba)」という概念があったなぁと思いました。

遺体をミイラにする際は、アヌビスのお面をかぶった方が、この遺体から内臓4つ(肝臓etc)を、それぞれ専用の器に移し、心臓はそのままに残しておいたそうです。心臓さえあれば生まれ変われると信じて。

死の恐怖を乗り越えるために、
過去、多くの方々が模索した結果、今現在、精神世界をはじめとした死生観を、わたしは学べるのだなと思いました。
誰に対してなのか分かりませんが、ありがとうございます。

さて、今回の展示でわたしが気になったのは、日本のミイラお二方でした。
死を覚悟して、このようなお姿になられているのが感慨深い。
(写真はネットで調べていただけると幸いです。。)

■即身仏「弘智法印 宥貞」

実物もたいへん穏やかなお顔されており、周囲かまわず合掌しました。
ありがたい雰囲気です。
次の展示に進むときに偶然、振り返った時に、
目が合ってしまい微笑まれたように感じ、びっくりしました。

■「本草学者のミイラ」

探求心で自らミイラになられた日本の学者さんです。
自分の肉体を実験台にするという。。超人的な印象。
「自分が死んだら、遺体を将来、掘り返してみるがよい」とおっしゃって、
その通り、ミイラになっていたそうです。
柿の種を大量に食べることによって、ミイラになったと書いてありました。

気になった方はお出かけになってみてください。
国立博物館にて2月24日までです。

特別展「ミイラ『永遠の命』を求めて」公式サイト

文:のびた

健脚ペガソス
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3件のコメント

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