なんというエロティック

6月に出版されましたカヴィータさんの『分離なきものの愛のうた』の翻訳者である、あらかみさんぞう先生より、土曜日の朝、文芸評論家の岡田芳郎氏より書評をいただいたというお知らせを頂戴しました。

なんともアーティスティックな書評に、かえってこちらの身が天に引き上げられていくような心持ちとなりました。こちらに転載させていただきます。

 

分離なきものの愛のうた、拝読しました。
なんというエロティック。
なんという直接性。
限りない告白と心の動きのリフレイン。
詩でありながらお経のようです。
さんぞうさんの詩と相似したすさまじいエネルギー。
生命力の奔流が全編を疾走させている。
どのページを開いてもそこから引き込まれる。
ひとつのメッセージが繰り返され、それは愛の讃歌であり、生命の歓びであり、
人間の生の先にある生への肯定でしょう。
単純さと複雑さ、この一冊の詩編には不思議が内蔵されているようです。

 

素敵な書評をありがとうございます。

文:キヨ

 

 

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