お出かけした話【根岸】
こんにちは!
営業部社馬の健脚ペガソスです。パカラッ。
先日友人に誘われて、横浜にある「旧根岸競馬場一等馬見所」なる廃墟を見てきました。
百年前に建造されたお金持ちが競馬を見るための場所だそうです🏇
今は競馬場だったところがメリケンさんの土地になってて、これは反対側から見たところ。
中には入れないけど、表面の凸凹を忠実になぞるツタのモフ感がいいね。
割れ窓もカラスが多いのも雰囲気あるし、どにょり曇った空もとってもお似合いです。
ここに立つと
わかりますか?
感じますか?
嵐が近づくと興奮する人ならわかると思いますが
稲光に浮かび上がる廃墟を見上げて「あーっはっはっ」と高笑いしたくなるでしょ?
しょ?
この建物は「根岸森林公園」という広ーい公園の中にあるので、普通の人も遊んだりピクニックしたりして楽しめると思います。
過去の置き土産とか時が止まった場所という感じではなく、住宅地と公園に囲まれて日常風景に溶け込んだ廃墟ですね。
ペガたちもピクニックしたんだけど、わざわざ建物がよく見えるポイントを確保した割に、
フリスビーやってるカップルを見たり(息合ってねーなw)
サッカーやってる外人グループを見たり(あいつら裸足で蹴ってやがる)
きれいなコのすらりとした脚を観察したり(どうして七本しかないのかな)……
ワカバグモちゃん
せっかく激シブ廃墟を見にきたのに、意識っていうのは動くもの生きてるものに向くのね。
まあ、興味の下にはフリスビーやボールや毒が飛んでこないかという防衛本能があるんだろうけど(ボールは3回飛んできました。ちゃんと狙え!)。
一方友人は
「いいところだけど、競馬でスッテンテンになってあそこから飛び降りた人の幽霊とかもいるんじゃw」
などと言っていたけど、割れ窓の奥に闇をたたえた廃墟を見るとそんな話の百や二百あってもおかしくなさそうな気もしてきます。
遠くに横浜の町を望みつつゆったり遊ぶもよし
廃墟を見て幽霊譚を想像してみるもよし
嵐の日に盛り上がるもよし……
いろんな楽しみ方のできそうないい場所でした。
ただし公園そのものが高台にあり、ものごっつい坂を登らなければ到達できません。
健脚推奨です。
これから行く人は競走馬になったつもりでね🎵
文:健脚ペガソス
∈・^ミβ”パカラッ♪